この2年間コロナ禍によりさまざまな業種でダメージを受け社会構造を根底から変えざるをえない状況に陥りました。
演劇界もモロにその津波に襲われ壊滅的なダメージを受けてます。

『こんな時こそ新しい元気の出る何かを!』との悲鳴にも似た劇団や役者の声を聴き、劇場側からは何ができるのか? その答えの一つが『劇場都市TOKYO演劇祭』の開催でした。
この苦境の時期だからこそ小さいながらも喜びを得れる演劇祭を立ち上げることにしました。

演劇界には東京映画祭や芥川・直木賞のような一般的な大きなイベントが少ないので評価を得られにくいマイナーな存在になってます。
しかし演劇は映画やテレビと違い生で行うと言う強みがあります。

これこそ直に感動を与えることができる唯一のアート体験なのです。

『舞台で行われる生きた演劇作品を一人でも多く未体験の方々に届けたい!』 演劇人の一致した思いを『劇場都市TOKYO演劇祭』を通して新しい世界を感じて頂けることと思います。

劇場都市TOKYO演劇祭 実行委員長
佐山泰三