この度の騒動について

この度は、劇場都市TOKYO演劇祭にご参加くださいました劇団の皆様、ご協力いただきました関係各所の皆様、また日頃より応援してくださっている皆様には、公式ホームページ、公式Twitter上の記載等をめぐり、多大なるご迷惑、ご心配をおかけしておりますこと、誠に申し訳ございません。

まず前提として、今回、演劇祭に協賛いただいているいずれの企業・団体様からも、演劇祭の内容について干渉・要求等は一切ございません。
当然、出演団体の決定、作品の審査などに関しても同様でございます。

しかし、この点に関する実行委員会の説明不足により、公式ホームページに記載いたしました企画概要や公式Twitterの投稿などに関連し、演劇祭がある考え方の下に開催されているのではないかとの誤解を生じさせてしまいました。
演劇は、表現として自由なものであり、実行委員会としてはその考えの下、いずれの協賛企業・協賛団体様にもご説明しご理解をいただいた上でご賛同いただき、企画・運営を進めてまいりました。
参加団体様に対しても、実行委員会の不手際によって企画概要や協賛企業・協賛団体様についての事前のご案内が不足しており、また、このような混乱を生じさせてしまった後も、十分なご説明ができていなかったため、参加することをお悩みになられたり、参加を取り止める判断をせざるを得なかった方々も出てきております。

このような事態となったのは、ひとえに実行委員会の説明不足、準備不足によるものと、深く反省しております。大変申し訳ございませんでした。
実行委員会といたしましては、このコロナ禍において苦難の道が続く演劇界、特に中小規模の劇場において業界を盛り上げていきたいとの一心から、今後も続く演劇祭となるべく運営に取り組んでまいりました。
そのため、まだまだ皆様からの厳しいご意見はあるかと存じますが、参加団体様及び関係各所の皆様のお悩みなどに対してもしっかりと対応し、あわせて行き過ぎた誹謗中傷などには弁護士の指導の下毅然とした対応を取らせていただきつつ、良い演劇祭に育てていけるよう全力で取り組んでまいります。

皆様におかれましては、引き続き温かく見守っていただければ幸いでございます。

最後に、重ねとなりますが、この度は、実行委員会の不手際により、皆様には、大変なご迷惑、ご心配をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。
申し訳ございませんでした。

 

令和4年2月14日

劇場都市TOKYO演劇祭
実行委員長 佐山泰三